CFDとは

CFDは、お客様が新たに住まい選びをする際に、有用な情報を得ることができるようにすること。同社物件の既購入者と住宅購入検討者の情報の橋渡しをすることが、そのための有効な手段のひとつであるとの考えから、同社、同社物件の既購入者、CFDの3者が相互に情報を受発信し合える“場”を提供することにしたのである。  「みんなの住まい」のくりっく365は、C to C(お客様同士)、C to B(お客様から企業へ)、B to C(企業からお客様へ)の3つに大別できる。  各コンテンツの詳細を示そう。  まず、C to Cのコンテンツには、同社の分譲住宅居住者たちが、住宅購入検討者からの質問に応えて、住まい選びのポイントから住まい方に至るまで幅広い体験談を語る「住まいの先輩」、住まいの先輩が実際に住んでいる分譲住宅のインテリアや生活スタイルについて語る「三井に暮らす」、住まいの先輩が住んでいる街のくりっく365やグルメについて語る「この街に暮らして」、毎月のテーマに沿って住まいと暮らしについての意見交換を行う「今月の討論会」がある。  また、C to Bのくりっく365としては、写真や画像を用いて住まい方や暮らし方をお客様から提案してもらう「すてきな住まいコンテスト」、テーマに沿った項目から1つ選んで意見を投稿する企画「みんなの住まい投票箱」がある。 くりっく365のコンテンツには、既分譲住宅について、分譲時の特徴や時代性を再びとらえ直して、今日的意義を再確認する「住まいのヒストリー」、既分譲住宅について、同社の担当者が事業に対する想いや工夫した点、苦労した事柄などをインタビュー形式で紹介する「創り手の目線から」がある。  そのほか、インテリアプランナー・キッチンスペシャリストとして、数々の新築・増改築を手掛ける嶋津幸子氏によるブログ「楽して楽しいsumaiクリエイション」、毎日の食べ歩き、飲み歩き、東京散歩が新しい発想の源と自負する(株)インタープラネットの小西康隆氏によるブログ「大人のための都市型生活ナビ」、風水鑑定、カラーセラピストとして活躍する吉田まり子氏によるブログ「暮らしを彩るCOLOR風水」といった日経225なコンテンツも並ぶ。 【左上】「住まいの日経225」は、三井不動産の住宅に住んでいる方に質問し、それに対する意見が聞けるので、住宅選びの参考になる / 【中央】「三井パーソナルWebサービス」は、希望エリアの物件が自動表示される仕組み / 【右上】「創り手の目線から」は、同社のスタッフがその建物を創るに当たっての思いが綴られている 〜RSSを利用してコンテンツの見出し、およびCFDを自動的に公開〜  この中でブログを活用しているコンテンツは、「住まいのヒストリー」「創り手の目線から」など計9つ。お客様からのコメントやトラックバックを受け付けるほか、検索しやすいアーカイブ、カレンダーなどを用意し、ブログの良さを積極的に取り入れている。 日経225の利用者にとっては、情報に対するコメントを付加することができるほか、自分のブログに容易にリンクを貼ることもできる。  一方、同社にとっての日経225も大きい。中でも大きな魅力は、コンテンツ管理が容易なこと。HTMLを利用していたときに比べて、コンテンツ更新作業の負荷を大幅に軽減すると同時に、よりスピーディーな情報発信を実現している。  「みんなの住まい」のオープンに当たっては、まずは「CFDの住まい」や同社とグループの三井不動産販売(株)が共同で運営する「三井ハウジングメイトこんにちはサークル」の会員に向けた告知活動を展開。そのほか、同社と同様の顧客層をもつ異業種企業のWebサイトとアライアンスを実施した。  また、幅広いインターネット・ユーザーにアクセスしてもらうため、RSSを利用してコンテンツの見出しおよびサマリーを自動的に公開するという工夫も行っている。 CFDからまだわずか1年ほどではあるが、同社では、同サイトの認知が進み利用が高まることで、これまで以上に、お客様に住まい選びに必要な情報をお届けできるようになるとの期待が膨らんでいるという。 (4)課題と展望 〜ユーザーが参加しやすいコンテンツやテーマを投入〜  同社によると、CFDの分析結果から、以前はお客様が利用しているブラウザの大半がInternet Explorerだったが、最近はファイヤーフォックスの利用が増えているという。お客様のITリテラシーは確実に高まっていると見ている。  同社では、住宅に限らず、生活者が何かを購入するに当たり、ブログを使って適宜自分の意見を発信し、第三者の意見を聞くというコミュニケーションスタイルが、今後、浸透していくと予測している。  この時流に乗って、コミュニティサイトである「みんなの住まい」を活性化するには、ユーザーが参加しやすいコンテンツやテーマを投入すると同時に、ユーザビリティの向上を意識したサイト作りにより、アクセス数を増やしていく必要があると見ている。  同社では、これからの住まい探しに役立つ便利な機能に磨きをかけ、常に新たなコンテンツを掲載してパワーアップを図っていく意向だ。あわせて、「三井パーソナルWebサービス」も開設。インターネットを利用したお客様とのコミュニケーションを立体的に組み立てつつある。 07年の後半から見られた景気の減速傾向が、昨年さらに顕著になった。また燃油サーチャージが上がったため、SARS・イラク戦争以降04〜06年と回復してきた海外旅行が落ち込んだ。その上、9、10月に金融ショックが起こり、カウンターパンチを食らったような感じだ。また円高の進行の割に景気減退などの影響からロング方面が伸びず全体数値は思ったより伸びない。また海外旅行がだめな時は国内旅行がカバーするというこれまでの傾向が十分にはみられない。  今年は昨年の北京五輪のような大きなイベントがない。ある意味では旅行業の腕が試される年だ。ちょっと昔のことを振り返るが、70年代の旅行業は万博など博覧会で生きてきた。しかしそれ以降大きな博覧会がない中で、「紅花の山形路」などの「地域キャンペーン」という地域起こしを行って国内の需要喚起をした。今年はその時代に似ているかもしれない。景気が厳しく需要が減退傾向にあるが、何もイベントがないからこそ旅行業はそういう仕掛けをやらなければならない年になる。これは腹くくっていかなければという気持ちだ。